子供のころに住んでいた家のトイレが、まさに理想とするトイレに近いものでした。
トイレルームは縦長でしたが、2畳~3畳はあったと思います。
一般的なトイレは、1畳ほどの広さの空間にトイレの便器があり、手洗いは便器の後ろにあり、その後ろに窓があります。
トイレのドアを開けると、そこに便器がある感じですが、内開きのドアなら、便器に座ってドアが開いた状態にすると足がドアに当たるくらいの広さになります。
トイレの広さは、なぜあんなに狭いの?
トイレの広さの目安は、どのようになっているのか。
トイレが狭いのはなぜか。
既存のトイレは、トイレ便器の大きさに合わせた空間になっているからです。
トイレの間取りをもっと広く使いたい
なぜ2畳の広さが欲しいのかって?
トイレをもっと広く使いたい理由は
- トイレ便器の横やうしろの掃除がしやすい。
- トイレ一体型手洗いの場合、手洗いに手が届きにくい。
- 狭すぎる、ゆったりした空間が欲しい。
- 1つの部屋として認識できる
①から順に解説していきます。
①トイレ便器の横やうしろの掃除がしやすい
まず、トイレの後ろって掃除がしにくいです。
便器と横の壁との間に入って、便器の後ろの掃除をする必要がありますが、それができにくいのです。窮屈で手が届きにくい。
だから、トイレの後ろって汚れたまま。それで、まっいいかでだんだん掃除しなくなり、一層汚れが溜まる、の悪循環になるんです。
掃除するならトイレ便器全部が掃除できるようにしたい。だから、便器と横の壁に、ある程度の空間が欲しいわけです。便器の両方の横が空いている必要はなく、向かって左側に壁との距離がある、でもいいのです。
どちらか一方に壁との距離があり、空間があるとそこに入って掃除がしやすくなります。
②トイレ一体型手洗いの場合、手洗いに手が届きにくい
トイレに一体となって、便器の後ろに手洗いがついているタイプでは、手を洗うために便器を回り込まなければなりません。
便器と壁との距離が近いので、便器や壁に触ったり、手洗い時の水が床にこぼれたりして汚れやすいです。
背の低い子供やお年寄りならなおさら、手洗いしにくく、手を洗うのが面倒になります。
この解決策としては、手洗いがトイレ一体型ではないタイプの便器を選ぶという方法があります。この場合は、手洗いを別に取り付ける必要があります。
手洗いのない便器なら、便器自体の奥行きが短くなります。短くなった分、広くトイレ空間を使うことができます。
ですから、便器の近くに手洗いを設置しても、十分な広さが確保されるはずです。
広いトイレにしておくと、万が一介護が必要になった家族がいても、二人あるいは三人が十分に入れる広さにしておくと安心です。
介助用手すりなどを後付けしても、狭くなりません。
③トイレ狭すぎゆったりした空間が欲しい
トイレで本を読んだり、考え事をするなんて人もいます。
トイレのイメージは、汚れる、きたない、ですね。
しかし、トイレは金運の宝庫でもあります。
トイレをきれいにすると金運が舞い込むと言います。
毎日の生活に必要不可欠のトイレを、清潔にきれいに保てれば、爽やかに過ごすことができます。
そういった意味でも、トイレの存在をおろそかにはできません。
④一つの部屋として認識できる
トイレはもしかして部屋として認識されていないのではないかという感じさえ抱きます。
狭さゆえに物置とか押し入れ的な認識かなと。
2畳ほどあるとひとつの部屋として、この部屋もきれいに掃除しときましょうと思います。
トイレも一つの部屋と考え、狭く作るのではなく、スペースに余裕を持たせた作りにしたいものです。
そうすると、掃除嫌いな人でも、トイレ掃除が楽になると思いませんか。
思うおもう
・便器の後ろなどのトイレ掃除がしやすい
・手洗いが楽になる
・ゆったりトイレで金運アップ ^^
https://ie-madori.com/one-story-house-living-together