マンションの1階を選んで後悔したなんて人がいますが、悪いところだけではなく良い点もたくさんあるはず。
また場合によっては、1階に住んだ方が適している人もいます。
マンション1階に住んであとから後悔しない為に知っておくべき良い点悪い点を見てみましょう。
1階に住んだ方が向いているかどうかもチェックしてみましょう。
マンション1階の良い点
マンションの1階を選んで後悔しないために知っておくべき良い点を見ていきましょう。
- エレベーターや階段を使わなくていい
- 専用の庭や駐車スペースがあることも
- 床下の騒音を気にしなくていい
- 価格が安い
- 災害時に避難しやすい
1.エレベーターや階段を使わなくていい
マンションの1階は、直接建物の外に出られます。
エレベーターや階段を使うことがありませんから、買い物が重くても短い距離を歩くだけで済みます。
忘れ物をしても1階なら階段を上ることなく、すぐに取りに帰れます。また、ゴミ出しも楽にできます。
介護が必要な方で車いすなども1階ならエレベーターや階段を使わなくていいので便利です。
2.専用の庭や駐車スペースがあることも
1階には専用の庭がついていたり、駐車スペースが設けられていたりすることがあります。
専用庭は、ガーデニングが趣味の方や、ペットを飼っている人には向いています。ペットを庭で遊ばせることができます。
また、駐車場が近いと部屋からの出入りが楽で、時短にもなります。
3.床下の騒音を気にしなくていい
1階は一番下で、下に階がないので床で小さなお子様がどんどんしても、下の階に響くことがありません。床から下に響く騒音を出しても気にすることなく生活できます。
4.価格が安い
マンションの1階は、同じ間取りでも、上階に比べて価格を低めに設定していることがあります。
5.災害時に避難しやすい
災害時、特に地震の場合に、すぐ建物外に避難することができます。地震が起こるとエレベーターが使えなくなることもあります。階段を使うのもリスクがありそうです。
また、地震発生時の揺れを上階に比べると、それほど感じないでもすみそうです。火災や地震時の避難ができやすいでしょう。
マンション1階を選んで後悔しないために知っておくべき悪い点
マンションの1階を選んで後悔しないために知っておくべき悪い点を見ていきましょう。
- 防犯上のリスクがある
- マンション通行人や周辺の騒音
- 虫や湿気がある
- 景観がよくない
- 日当たりがよくない
- 水害の危険性
1.防犯上のリスクがある
マンション1階は地上に近いため、不審者の侵入の危険性が上階に比べると高くなります。塀を乗り越えるとはいれたり、侵入者にとっては好都合で入りやすいのです。
ただし、1階だからというわけでもなく、2階などの上階でも侵入者が入る危険性はあります。
2.マンション通行人や周辺の騒音
マンションの1階で、特に、マンション入り口付近の部屋ですと、マンション通行人や出入り業者の通行音や話し声が聞こえる頻度が高くなります。
また、道路に近いマンションなら、車の走行音などのマンション外部の音も聞こえやすいでしょう。
3.虫や湿気に注意
マンション1階は、地面に接しているので、地面からの湿気がありそうです。また、土や植栽があると、そこに虫が発生しやすいでしょう。
4.景観がよくない
マンション1階は、窓からの景色がよくないです。ほとんどマンションは街中に建てられることが多いので、緑や遠くを眺めたりできないことが多いです。
ただしこれは上階でも同じで、窓からの眺めがいいマンションは少ないかもしれません。上階だからカーテンを開けっぱなしで生活できるかというと、そうでもないことがあります。
5.日当たりがよくない
マンション1階は、前に高い建物があったり、あるいは、マンションの向きによって、日当たりが悪くなることがあります。
6.水害の危険性
住んでいる地域によりますが、水害の発生時に床上浸水などの被害にあうことがあります。ハザードマップを確認して、どのような地域か事前に調べておくといいでしょう。
マンション1階を選んで後悔しないために知っておくべき良い点悪い点まとめ
マンションの1階を選んで後悔しないために知っておくべき良い点と悪い点をまとめてみましょう。
マンション1階を選んで良い点
- エレベーターや階段を使わなくていい
- 専用の庭や駐車スペースがあることも
- 床下の騒音を気にしなくていい
- 価格が安い
- 災害時に避難しやすい
マンションの1階を選んで後悔しないために知っておくべき悪い点
- 防犯上のリスクがある
- マンション通行人や周辺の騒音
- 虫や湿気がある
- 景観がよくない
- 日当たりがよくない
- 水害の危険性
以上、一般的なマンション1階の良い点と悪い点をあげました。これはあくまで、一般的なケースであって、個々の物件によってあてはまる部分とそうではない部分それぞれの条件は違ってきます。
のびのびと子育てがしたい子育て世代や、散歩や買い物で出歩きたい高齢者世帯などはメリットも多いのではないでしょうか。
実際の部屋の様子や周辺環境などを考慮しつつ、ご自分の生活スタイルに合った物件を選んで楽しく人生行きたいものですね。