韓国のマンションの間取りは廊下がないとか、日本と違うところがあるんですよね。
実際どうなんでしょうか?
住み心地はどんなの?
そんな疑問に
この記事では、まず韓国のマンションの検証をします。そして、これいいわっていうところがたくさん見つかります^^
実は韓国のマンションの間取りって超理想的なんです。韓国の高層アパート間取りの基本について調べてみました。
韓国は高層マンションが多い
韓国の街並み
国土が狭いせいでしょうか。韓国では、高層アパート(日本で言うマンションのこと)に住居があります。
韓国の国土面積は 98,480km²。
北海道の面積は、 83,457km²。
なので、韓国は、北海道より少し広い程度ですね。日本全体の国土からすると、約4分の1の面積になります。
ここに約5,000万人、日本は約1億人ですから約半分ですね。
日本の4分の1の面積に日本の半分の人口が住むのですから、ビルのような高層建物が多いのもうなずけますね。
韓国マンションの間取りは理想的?
韓国のマンションの間取りを実際に見てみましょう。
韓国アパート(マンション)の間取りの特徴は、
・バストイレは2か所
・廊下はないあるいは玄関入ったところに少しあるのみ
です。
マンションの居間(リビング)は家族のたまり場
韓国マンションのリビングは玄関からすぐ、が普通です。
玄関開けたらリビングがそこ。つまり廊下がない。これって超合理的ではないですか。
しかし、リビングが丸見えになるのは好まないので、そこは玄関とリビングの位置によります。たいていは、リビングが丸見えにならないように位置をずらしています。だからGood!
玄関から自分の部屋に行くには、まずリビングを通ってからになります。そうすると、家族の顔を見ない日はないのです。必ず誰かを見て部屋に入るのです(笑)
リビングは家族が集まる場所です。
リビングが家の中心にあって、各部屋は廊下を隔てないで、そこにつながっている、これが超理想的で合理的という所以です。
韓国マンションの個室の配置
ほとんどの場合、韓国マンションの個室はリビングのとなりにあります。
個室は、リビングから入るドアがあり、リビングのとなりが各個室になっている。
つまり、個室は全部リビングに出るようにつながっている。これはいいアイデアだと思います。
韓国マンションのバストイレ
韓国マンションは、バスとトイレは1つの部屋の中にある。
韓国のバスは、バスタブではなくシャワーになっているところが多いようです。(2020年現在)
そして、トイレと洗面があって、奥にシャワーがあります。1つの部屋の中に全部が収まっています。
日本人はバスタブがあるのが当然という見方からすると、シャワーのみしかないのは不潔?と思いがちです。
ところが、考えようによってはシャワートイレが一つの部屋にある方が便利なこともあるのですよ。
韓国のシャワートイレの使い方や掃除の仕方がわかる!
このバストイレが1つしかないとなるとちょっと不便ではありませんか。
ところが、
韓国のマンションは、バストイレが2つあるんです。
だからいいのです。
もう一つの理由は、基本的にご両親の寝室の隣に両親専用のバストイレが設置されています。
なので、シャワーを浴びたり、トイレを使ったりする場所が家族でバッティングすることも少ないでしょう。これはいい考えだと思いますね。
韓国の間取りでトイレと風呂洗面が別になるともっと理想的になるかも!と思います。(追記:日本人の習慣と異なるから受け入れがたい面があるだけでしょうと思いました。)
それに、マンションなので基本的に、2階がありません。ワンフロアーです。
すべて、バリアフリーで行き来できますから、高齢になっても住みやすいのではないでしょうか。
韓国マンションには床暖房がある
韓国のマンションは基本的に床暖房装備です。
よく、韓国ドラマのテレビで、床に直接座っている人を見ますが、床暖房が入っていたんですねぇ。
床暖房は、下から暖まり、上に向かって暖気が回っていくので、理に叶っています。
暖かい空気は、上にたまるので、暖房器具を使うと、上の方だけ暖まり、足元が寒いなんてことがありますが、床暖房なら足元から暖まりますね。
韓国の床暖房オンドルが普及した理由や床暖房のメリットデメリットも考察しています。
韓国マンションにはバルコニーがない
この画像はイメージです
韓国のマンションには、日本のバルコニーの様なものはありません。
では洗濯物はどこに干すの?ということになりますが、心配ありません。リビングの先に洗濯物を干す場所があります。
リビングの隣にいわゆるバルコニーのようなところがあり、そこに干しますが、そこも区切られた部屋になっているんです。
洗濯物を干すところは窓がありリビングの掃き出し窓を開けて出ると、洗濯物を干すサンルームのような場所があり、そこにも外窓があり、部屋になっているのです。
だから、リビングの窓が内窓で、サンルームの窓が外窓のようなイメージです。
マンションを外から見たときにベランダではなく窓になっているので、洗濯物も直接は見えないのです。いい感じです。
また、サンルームを別部屋に取らないでリビングに干すようになっているところもあります。これも好みで選べるのでしょう。
韓国マンションの間取りが超理想的!まとめ
どうでしょう。韓国のマンションって超合理的だと思いましたね。
私個人は韓国の味方ということではありませんし、韓国が好きというわけでもありませんが、韓国のマンションの間取りは個人的に理想に合致したところが多いのです。
小さな家でも廊下がやたら長い家がありますが、廊下の部分が部屋になったら、部屋がもっと広くとれるのになぁ、なんて常々考えていたので、韓国の家は超理想的だったということです。
今度、家を建てる時は、韓国の間取りを参考にして廊下のない家を考えてみてもいいかもしれません。