マンションを選ぶとき一般的には南向きマンションが人気ですよね。
南向きマンションを選ぶ理由にはどのようなことがあるのでしょうか？
マンションが南向きであったらメリットがいっぱい。ですがデメリットも多数あります。
ここではどのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきたいと思います。
マンション選び南向きが人気な理由
マンションに新しく住もうと思う時、必ずと言っていいほど大多数の方が、ベランダの向きを気にしています。
マンションのベランダが南向きかどうかは、マンション選びの条件にもなってきています。
また、ベランダが南向きかそうではないかによって、同じ間取りでもお値段が違ってくることがあります。
一般に、南向きのベランダは明るく温かい印象をもちます。それが人気のひとつかもしれません。
マンションの向きで人気の順番はある？
マンションの向きで一番の人気は南向きですが、もっと細かく区切って人気の順番を見ていきます。
マンションの向きで最も人気があるのは南東で、続いて南、南西、東、西、北東、北西、北の順番になります。
南東→南ー南西ー東ー西ー北東ー北西ー北
家賃もこの順番で、南東が最も高く、北が一番安くなる傾向にあります。
南向きの特徴
南東・南・南西のいわゆる南向きのベランダは、安定した日当たりの良さが人気の理由となっていて、マンションの家賃や価格に反映されるほどの影響力があります。
また、一日を通して明るい採光条件に優れていて、心理的な心地よさもかんがみて魅力的なものとなっています。
北向きの特徴
一方、人気のなかった北向きの部屋は、カビの発生条件の一つである湿気がこもりやすい傾向にあります。
なぜなら、直射日光が１日当たらないため、室温が上がりにくく湿気がこもりやすいことになります。
北向きのバルコニーやベランダは、風通しが悪い間取りになっていると、まず洗濯物が乾きにくいでしょう。
それでは、南向きベランダのメリットとデメリットを以下にわかりやすく書いていきましょう。
マンションが南向きのメリット
マンションを選ぶとき、南向きであることのメリットとして考えられることを列記してみました。
日当たりが良い
南向きベランダは一日中太陽光を受けるため、室内やベランダに日差しが入りやすい。これにより室内が明るく、適切な日光環境を享受できる。
植物の育成がしやすい
南向きのベランダは陽射しが豊富で、植物の育成に適しています。観葉植物やハーブ、花などが元気に成長しやすい環境です。
衣類の乾燥が早い
洗濯物を干すとき、南向きのベランダは太陽光が直接当たるため、衣類が早く乾きます。
冬季の寒冷地域では温暖
冬季には北向きよりも暖かい環境が維持されるため、寒冷地域では特に太陽光による暖房効果が期待できます。
マンションが南向きのデメリット
以下では。マンションのベランダが南向きであることのデメリットを列記してみます。
夏期の暑さ
夏期には南向きベランダは太陽光の直射日光を受けやすく、室内が暑くなりやすい。それで、部屋が暑くなってクーラーの使用が増える可能性があります。
遮蔽物の影響
隣の建物や高い障害物がある場合、それによって日照が遮られ、日当たりが制限される可能性があります。
南向きではあっても、南に高い建造物があり、日照を遮られていることがあります。机上だけではなく、現地を確認することが必要です。
直射日光がまぶしすぎる
南側から差し込む直射日光がまぶしい。床やテレビに反映して光り、まぶしくて見えないという現象もあります。
日焼けする
日差しが強いため、直射日光で植物が日焼けする可能性があります。植物の配置や日除けの工夫が必要です。
床や家具が日焼けしやすい。室内にいても外にいるのと同じように日焼けする。
住戸内部の温度ムラ
南向きのベランダが直接日光を受けることにより、住戸内に温度ムラが生じることがあります。部屋間の温度差などです。
これに対処するために、カーテンやブラインドを活用することが考えられます。
マンション選び南向きが人気な理由！メリットとデメリットまとめ
南向きベランダは一般的には明るくて暖かい環境を提供し超人気の向きになっていますが、季節や建物の周囲の状況によっては注意が必要です。
マンションの南向きは日当たりが良くて、植物もよく育ち、洗濯物もよく乾きます。部屋に日光の明かりを取り入れます。
また、デメリットとしては、夏期には暑くなりやすい、大きな窓がついている場合光がまぶしくて周りが見え辛い、紫外線による植物や床の日焼けがある、などが挙げられます。
マンション選びには、南向きのメリットデメリットを考慮して選びたいものです。
